9月の体験会を終えて
9月8日(日)は東京は蒸し暑い日でしたが、体験会を開催し、新しい参加者を迎えて、1人のリピーターと一緒に3人でタッピングタッチを楽しみました。いつものように「腕だけ散歩」→「タッチの種類」→「デモンストレーション」→「相互タッピング」→感想会→「セルフタッピング」のプログラムで行いましたが、たくさんの感想交換の時間を挟みながら、ゆったりとしたテンポで進行しました。気づきの多いたくさんの感想を頂きましたので、以下に紹介してみたいと思います。
<感想>
★何という事は無いのだが、何となくほっこりしてきました。
★サラリーマン時代なら(疲れているので)かなり感じるのでしょうが、今はゆったり暮らしているので、こういう感じなんだなあという感想ですが、それでも何となく全体が温まるのを感じました。
★触れるのは原始的なんですね(言葉の要らないコミュニケーションだと感じました)
★やってもらう人だけでなく、やっている人も気持ちが良くなり、ほぐれていくんだなと感じました。
★セルフタッピングで、鎖骨の下のくぼみをタッピングするのは納得しました。ここはリンパが通っているので、理論的にも納得です。なるほど…と感じました。
★今日はセルフタッピングの時、なぜか、眠くてあくびがたくさん出ました。
<新たな気づきとシェア>
新しい参加者の方からは様々な感想を頂き、新鮮な気づきがありましたので、私達の今後の学びの為に少しシェアしてみましょう。その方は以前は福祉分野で働き、今は理容師という新しい職業に就くために勉強されている方ですが、その豊富な経験から面白い発見を幾つか話してくださいました。
★「コアラの木登り」のタッチで肘を後ろから包むようにタッチされたとき、ユマニチュードを思い出しました。ユマニチュードでは後ろから肘のところを支えるように利用者さんの体を支えるのですが、その感じが良く似ています。肘を包むようにタッチする、この形は安心するんですね。それがよくわかりました。
★理容師の世界では、お客さんの頭をマッサージするのですが、その時は「指腹(しふく)」を使います。タッピングタッチも「指の先の腹」を使うと知って、共通していると思いました。人にやさしく触れるとき、指腹で触れるのは大事なんだなと感じました。
様々な分野と共通する点について話してくださった訳ですが、非常に面白い気づきだと思います。人が大事にされていると感じ、癒されていく触れあいには、分野は違っても根底のところでは共通するものがあるのだな、と改めて認識しました。考えてみると、やさしく丁寧に触れる場合に、指の腹はどんな人工的なツールにも勝る自然のツールではないでしょうか。このことに改めて気づく機会を得ました。また触れるという行為は相手を大事に思い、相手を尊重して丁寧に接する心や愛情が無ければ、癒しとは逆の暴力的な行為になってしまいますね。私達は人類の歴史の中で、誰に教えてもらうわけでもなく、触れる、触れあうという動物的でかつ人間的な癒しの行為を本能的に知っていることはとても不思議ですね。またその効果を活かしうる力を持っていることなどに思いを巡らせてみると、触れあうことが持っている癒しの可能性について気づかされることは多いのではないでしょうか。タッピングタッチは手と相手を思いやる心さえあれば、誰でもどこでもやることができる、素敵な触れあいの健康法です。このホームページを訪れてくださる方々も、一緒にトントントントンと触れあってみませんか~(*^_^*)?
今日は沢山の感想をありがとうございました。感謝!
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