タッピングタッチについて

タッピングタッチについて

✿タッピングタッチは臨床心理士の中川一郎氏が開発された、ホリスティック(統合的な)ケアです。一人が元気になれば、二人の元気になり、やがては仲間や地域の活気にもつながり、地球上の生きとし生けるものが健やかになるという全体的ないのちの循環を視野に入れて、創案t・開発されたものです。

老若男女誰でも安全にやれるように工夫されています。

詳細については、タッピングタッチ協会のHP(http://www.tappingtouch.org)をご覧ください。


✿昨今では、触れる/触れられるという体験は介護の時だけという寒い話も聞こえてきますが、最近、嬉しい時や悲しい時に、誰かとハグしあったり、手を握ったり/握られたり、背中をさすったり/さすられたりしたことがありますか?「もちろん」という声が聞こえてくる一方で、「ない、ない!」という声もかなり多いのではないでしょうか? 赤ちゃんはお母さんや大人に抱っこされたり、あやされたりしなければ健やかに育つことができないように、触れあうことは私たちが愛情や気持ちを伝える上で、とても大切で効果的な言葉によらないコミュニケーションの手段です。お互いにタッチしあうシンプルな健康法のタッピングタッチは、私たちが忘れかけている「触れあう」ことの豊かさを取り戻して、ストレスフルな社会や人間関係に潤いと癒しをもたらし、一人ひとりがその人らしく日々を過ごせるようにお手伝いしています。


✿タッピングタッチのやり方はとてもシンプルです。指先の腹や手のひらを使って左右交互にゆっくり、やさしく、丁寧にタッチしあう中でゆらぎが生まれ、心と体が次第にほぐれて笑顔になっていきますよ。二人でやりあう基本型の相互タッピングと、一人でもケアできるセルフタッピング、そして身体の弱っている方や障害のある方、寝ている方にもケアできるケアタッピングの3つの種類があります。タッピングタッチは私たちが本来持っている元気になろうとする内なる力(自然治癒力)に働きかけて、不安や緊張、ストレスを和らげ、安心感や信頼感を高めてくれます。


✿タッピングタッチは心理、教育、看護・介護・福祉、子育て、被災者ケア等、広範囲に応用されています。


✿「今、ここにある」ことを一緒に感じながら、触れあうだけで元気になれる…そんな不思議な手の癒しを分かち合ってみませんか?~(*^_^*)